みなさん、こんにちは。「やまぐち社会貢献活動支援ネット(通称:あいかさねっと)」メールマガジン、発行担当のイトウです。
以前も本欄で触れましたが、来年秋に開催される「山口ゆめ花博」について、様々な機会で耳目に触れることがおありではないでしょうか。
明治150年を迎える来年、山口県で実施される中核イベントとして準備が進められている「ゆめ花博」。山口きらら博記念公園を会場として、「ゆめの未来公園」をつくることを目指し、多様な人たちが参加できるイベントとなっております。
実施は来年ですが、さっそく今月から多様なコースの参加募集が始まっています。なかでも、「ゆめアクション」と呼ばれる枠では、「明治150年」にちなんで、県民による自主的・主体的な活動(コンテンツ)を150件募集中です。
詳細については、サイトでご確認ください。
明治維新といえば・・・吉田松陰が残した「草莽崛起(そうもうくっき)」という言葉があります。「志を持った在野の人たちが立ち上がり、大きな物事を成し遂げようとすること」という意味だそうです。
県民の「草莽崛起」・・・というと大げさかもしれませんが、今回のアクションがそれぞれに実を結んで、花を咲かせるような状況を観たいものですね。
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◆「ボランティアを受け入れたい」という団体さんへ
〇ボランティアしてほしい方々を探す場合は、あいかさねっとトップページにある「ボランティアを探す」をクリックすると、所定のフォームから検索することができます。
http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/
〇また、今回も多様な方々が、あいかさねっと上で「ボランティアに参加する」という立場で、新たにご登録くださいました。
[ボランティアしたい個人 例]岩国市の男性 自営業
http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/dantai_d.php?no=607
・JICA事業マネジメント研修終了、インドネシア語・英語の日常会話可能。
・日中の時間帯で都合があえば、どの地域でも活動ができるとのこと。
・「日常会話でのインドネシア語や英語の交流」などがお得意のご様子。
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◆「ボランティアしたい」と思われている方々へ
〇あいかさねっと上では、現在様々なボランティアが募集されています。
〇詳細は、下掲のリンク先ページ「ボランティア募集の一覧」をご覧ください。
http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/dantai_list2.php
[ボランティア募集 例1] 子育て支援イベント お手伝い募集
http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/boshu_d.php?no=86
・活動団体「ネットの樹」さんからの情報。
・子どもたちと一緒に行う手作り工作などのお手伝いや、大型遊具での見守りなどの募集。
[ボランティア募集 例2] SNSによる広報活動 スタッフ募集
http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/boshu_d.php?no=88
・活動団体「下松べんけい号を愛する会」さんからの情報。
・活動の取り組みについて情報発信のお手伝いをしてくださる方を募集。
◆その他、「随時募集」も含めて、現在以下のようなボランティアを募集中!
・難病のひとなどが気楽に交流するカフェのおてつだい
・小学生とその保護者を対象とした科学工作教室のおてつだい
・重度障害者が行うスポーツの練習のおてつだい
・里山の竹林整理のおてつだい・婚活イベントの企画や広報などのおてつだい
・桜の木についた梅苔を取り除くおてつだい
・お年寄りの方々と楽しくすごすレクリエーションのおてつだい
・フリースクールに関する業務のおてつだい
・子どもたちにが安心して遊べる環境づくりのおてつだい
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◆画面上の操作がわからない場合は「解説ページ」が便利です!
〇サイト上で登録や参照するとき、「よくわからない・・・」と思われたら、解説ページをご覧ください
http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/boraqa/0000
〇上掲のリンク先ページの画面下方に、下記のとおり3つの項目が並んでいます。ある項目をクリックすると、関連した操作の解説ページが出てきます。
・ボランティアに参加したい(団体会員に問い合わせする)
・ボランティアを募集したい(会員に問い合わせする)・メルマガ登録する
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◆社会貢献・ボランティア活動「ミニ情報」~ お金は必要だけど、本当に必要なのはお金? ~
〇ボランティア活動を団体として継続的に実施していこうとすると、どうしても活動をめぐって何かしらの「お金」がかかってくるものです。
〇言ってみれば、「活動経費や財源不足」に悩んでいる団体はいつも多く、団体スタッフの方が財源調達に関心が高くなるのも無理からぬことです。
〇しかし、活動団体の抱える課題や問題が、いつも「お金」に基づいているものとは言い切れません。
〇たとえば、こんなことで悩んでいる団体さんがいます。
・団体を立ち上げて数年経つが、当初は活動に意欲的だったメンバーのモチベーションが低くなって、最近は活動が停滞気味。
・ここは団体の結束力を高めるために、大きめのイベントを実施することとし、それに向けてメンバーの意欲を喚起したい。
・ついては、イベントを実現させるために「お金」が必要になるのだが、よい助成金はどこかにないだろうか・・・?
〇このような場合、仮に首尾よく具合のよい助成金を獲得でき、イベントが実施できたとしても、当初の問題(=メンバーのモチベーション不足)の解消ができるかというと・・・うまくいかないケースが多いものです。
〇イベントを実施するまでの過程では、当面メンバーのモチベーションは保てるかもしれませんが、そのイベントが終われば元の木阿弥になる可能性は高いように思われます。
〇このように、ある問題を解決する際には、その問題は「お金でしか解決できないもの」または「お金でより効率的に解決できるもの」なのか、吟味してみることが重要と言えます。
〇団体の活動や運営には、色々「お金」が必要になってくるのは確かですが、「お金」が本当に有効な道具になるのかどうか、気を付けたい所ですね。
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◆最後に
〇冒頭で紹介した「山口ゆめ花博」、コースによって募集期間が異なったり、経費が支給されるものがあったりと、様々です。関心をお持ちの場合は、お早目に公式サイトをご覧になってください。
〇夜間は寒さが身に染みるようになってきました。みなさまご自愛ください。