メールマガジン 第38号(2019.2.16)

みなさん、こんにちは。
「やまぐち社会貢献活動支援ネット(通称:あいかさねっと)」メールマガジン、
発行担当のイトウです。

いわゆる公益活動の担い手として「NPO法人」という存在が広く知られている
ところですが、今年度はNPO法人の根拠法が施行されて20周年という節目の年でした。

 そんなNPO法人に対する最新の世論調査の結果が、昨年12月に内閣府から公開されています。

 ◆内閣府HP 平成30年度 NPO法人に関する世論調査
  https://survey.gov-online.go.jp/h30/h30-npo/index.html

 「NPO法人を知っているか」という問いをはじめ、「NPO法人を信頼できるか」「NPO法人が提供する支援やサービスを受けたことがあるか」といったいくつかの設問について、回答の傾向が確認できます。

 回答者の年齢層や職種、または都市の規模別の回答の統計などが出されており、
色々な意味合いが読み取れそうです。

 興味をお持ちの方はご覧になってみてください。

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◆「ボランティアを受け入れたい」という団体さんへ

〇ボランティアしてほしい方々を探す場合は、あいかさねっとトップページに
ある「ボランティアを探す」をクリックすると、所定のフォームから検索する
ことができます。http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/

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◆「ボランティアしたい」と思われている方々へ

 〇あいかさねっと上では、現在様々なボランティアが募集されています。
 〇詳細は、下掲のリンク先ページ「ボランティア募集の一覧」をご覧ください。

  http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/dantai_list2.php

【現在、募集されているボランティアの内容】
 ・ジャズを中心とした音楽イベントの運営のお手伝い
・里山の竹林整理のお手伝い
 ・婚活イベントの企画や広報などのお手伝い
・桜の木についた梅苔を取り除くお手伝い
・お年寄りの方々と楽しくすごすレクリエーションのお手伝い
・フリースクールに関する業務のお手伝い
・子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝い
・新しい街村づくり(リアル鉄腕ダッシュ)に関わる多様なお手伝い
 ・SLを活用したまちづくりに関する市民活動団体の運営スタッフ
 ・障害児、障害者の介助や支援(設定プログラムへの参加)

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◆画面上の操作がわからない場合は「解説ページ」が便利です!

 〇サイト上で登録や参照するとき、「よくわからない・・・」と思われたら、
  解説ページをご覧ください。

  http://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet/boraqa/0000

 〇上掲のリンク先ページの画面下方に、下記のとおり3つの項目が並んでいます。
  ある項目をクリックすると、関連した操作の解説ページが出てきます。

  ・ボランティアに参加したい(団体会員に問い合わせする)
  ・ボランティアを募集したい(会員に問い合わせする)
  ・メルマガ登録する

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◆社会貢献・ボランティア活動「ミニ情報」
~ ボランティアの仕事、その意義の共有 ~

〇外部に向けてボランティアを募集する活動団体では、人手の足りない状況が多く、
 色々なことをボランティアの人に手伝って(担って)欲しい、という実感が強い
 ところも多いかと思います。

〇そのような中、実際にボランティアの方が活動現場に来られた際、団体としては
 ついついお願いしたい「作業」や「係」のことだけ説明して、お任せする・・・
 といったケースが見られることもあるようです。

〇団体としても、忙しいなかボランティアに来てもらったので、「なるべく指示の情報量を少なくしてわかりやすい形で仕事をお願いしよう」という意識が働いて
 上記のようなケースになるのかもしれません。

〇一方、ボランティアをする側の意識を考えてみると・・・
 たとえば、ボランティアに参加した人にその動機を聞くと、「社会の役に立ちたいと思ったから」という回答が最も多いという統計があります。

(参考)内閣府「平成28年度 市民の社会貢献に関する実態調査」
https://www.npo-homepage.go.jp/uploads/h28_shimin_1.pdf#search=’%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%9C%8C+%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2+%E8%AA%BF%E6%9F%BB’

〇活動現場において、団体側からすれば、自分たちの仕事を手伝ってもらえている
 だけで「とっても助かっている!」という気持ちを持ち、実際にボランティアの
人達に「助かったよ!」と伝えているかもしれません。

〇そのうえで、実際にボランティアした側が「自分は役に立った!」という実感が
 得られているのかどうか、よく注意した方がよいようです。

〇たとえば、ボランティアさんに「社会の役に立った!」と思ってもらうためには、
その活動現場で行われる「団体の事業自体」がどのような形で地域課題の解決や価値の創造に関わっているのか、その位置づけをお伝えする、という手もあります。

〇そのうえで、「そんな事業の一部をボランティアさんに担ってもらえたおかげで、事業全体が円滑に実施でき、課題解決や価値創造を進めることができた」という
 様に説明すると、担ってもらった仕事の(社会的な)意義を感じてもらえるかも
 しれません。

〇慌ただしい活動現場で、上記のようなことを丁寧にお伝えし「意義を共有」するのは大変な取り組みかもしれませんが、現場でのボランティア活動だけではなく、
 広く団体(による公益的な取り組み)に協力・協賛してもらいたい場合は、その
 「意義」を丁寧に伝えることも大切だと思われます。

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◆最後に

毎年この時期はそうですが、朝晩と日中の寒暖差が大きくなりがちで、体調
管理も大変かと思います。
 ピークは過ぎたようですが、皆さまも引き続きインフルエンザや風邪などに
気をつけてお過ごしください。