メールマガジン 第55号( 2020.7.31)

山口県内では、一部全国ニュースで報じられるような事件も起こり、未だに新型コロナウイルスが収束しているとは言えない状態が続いています。

世間では「アフターコロナ・ウィズコロナ」といった表現を見かけるようになりましたが、コロナの収束を図る一方で、コロナをめぐって生じる課題への対応や、今後の新たな活動や取組を模索する動きも窺えるところです。

具体的には、コロナで困難を抱える方や団体を対象とした資金支援のしくみで
あったり、現行の諸制度の緩和に関する措置だったりと、様々な動きが生じています。

それらの情報は相当量に及ぶため、関連情報をフォローするのも大変なのですが、
そこで下掲リンク先のような専門サイトが作られています。

NPO(市民活動団体)のための新型コロナウイルス対応お役立ちサイト(公式HPより)

NPOや市民活動団体による活動を支援するため、コロナウイルス対応に関する
官民を超えた様々な情報が閲覧できるようにつくられた情報サイトです。

コロナ禍のボランティア活動やNPO活動を行うにあたって策定されたガイドラインの情報や、寄付募集中の助成財団や基金に関する情報など、幅広い情報を検索することができるようになっています。

ちなみに、この情報サイトは、CIS(=「新型コロナウイルス」NPO支援組織社会連帯)という組織体により構築・運営されているものです。CISの詳細については、下記のリンク先をご参照ください。

CISについて(CIS公式HPより)

今後のボランティア活動や寄付のアクションなどを検討されるときは、上記の
サイトにご参考いただける情報があるかもしれません。是非ご活用ください。

さて、未だ県内では各種ボランティア活動が本来の勢いで展開されている状況にはなく、残念ながらあいかさねっとにボランティア募集情報が寄せられるのも、時々かつ僅か、です。
そこで、今回のあいかさねっとメルマガも、コロナやボランティアに関連する情報を3点ご紹介する「短縮バージョン」でお送りいたします。

◆1.新型コロナウイルス対応に関する多様なガイドライン

○冒頭文でも触れたように、コロナウイルス禍においても安全面に配慮しながら様々な活動を進めていくために、各所で「ガイドライン」が策定・公開されています。

○先般の豪雨災害をめぐって参照されている「コロナ対応版の被災地におけるガイ
ドライン」といったもののほか、下記の通り多様な活動に関するガイドラインが
あるようです。
(例)災害対応に関わるボランティア等の支援者向けガイドライン
ボランティア向け研修実施にあたってのガイドライン
インターンシップ実施にあたってのガイドライン
キャンプ実施におけるガイドライン
公民館におけるガイドライン
要配慮者を支援するためのマニュアル
(ジェンダー、子ども、高齢者、障がい者、アレルギー、外国人など)

○上記ガイドラインは、下記の情報サイトでまとめて閲覧することが可能です。
直接的・間接的に参照できる情報も多いかと思いますので、関心をお持ちの方は
是非チェックしてみてください。

★行政・民間の手による様々なガイドライン
(→「JVOAD」公式HPから

※JVOADは「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」の略称です。
(→「NPOのための新型コロナウイルス対応お役立ちサイト」から
◆2.やまぐち子育てサポーター制度になるための支援員研修開催

○山口県では、高齢者や子育て経験者の方々が「子育てサポーター」として地域の子育て支援活動に参加できる仕組みがあります。

「子育てサポーター」とは?(山口県子ども政策課HPから)

○「子育てサポーター」になるためのプロセスの1つとして、「子育て支援員研修(基本研修)」の受講、というものがあります。

○上記研修の申込期限が「8月3日(月)」となっています。詳細は上掲のリンク先ページに関連情報が掲載されています。
子育てサポーターにご関心をお持ちの方は、早めにチェックしてみてください。

◆3.コロナ対策のふるさと寄付「47コロナ基金」創設→寄付金募集中

○新型コロナウイルス感染拡大による影響は、全国のNPOや市民活動団体にも
及んでいます。

○各地では高齢者福祉や障がい者福祉といった地域福祉を担っているNPOも
多くあり、連動して市民の暮らしにも様々な影響が生まれています。

○そのような中、いくつかの機関が中心となり、全国のNPO支援センターや
コミュニティ財団などと連携のなか、「全国各地に住む人々が、自ら応援したい
各都道府県を選択して寄付できる」しくみである<47コロナ基金>が創設
されました。

○山口県でも、一定程度の寄附が集まった段階で、県内団体に向けて助成金を
公募するプログラムが発動するしくみになっています。
ご関心をお持ちの方は、下掲のリンク先ページをご参照ください。

47コロナ基金・基本事項など詳しい情報(公式サイトより)

47コロナ基金・山口県寄付ページ(公式サイトより)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

◆最後に

前号に引き続き、今回のメルマガも短縮バージョンでお送りしました。

ようやく梅雨も明け、本格的な夏を迎えようとしています。
コロナ感染防止を意識した「新しい生活様式」が推奨され、昨年とは一部異なる
熱中症予防のアクションがPRされています。

たとえば、環境省HPで公開されているチラシでは、エアコンの使い方について
下記のような使用法が示されています(チラシは下掲リンク先で閲覧できます)。
・エアコン使用中も、こまめに換気をする
(換気の際にエアコンを止める必要はなし)
・窓とドアなど2ヶ所を開ける
・扇風機や換気扇を併用する
・換気後は、エアコンの温度をこまめに再設定

熱中症予防×コロナ感染防止で、「新しい生活様式」を健康に!(環境省HPから)

マスク着用との兼ね合いで、昨年にも増して熱中症対策に注意する必要がありそうです。皆様もこれからの季節、充分ご留意ください。