みなさん、こんにちは。
「やまぐち社会貢献活動支援ネット(通称:あいかさねっと)」メールマガジン、発行担当のイトウです。
先ごろ、ある新聞でも取り上げられていましたが、総務省が5年おきに実施している「社会生活基本調査」を踏まえて公表している「ボランティア熱心!?ランキング」というデータがあります。
「過去1年間に1回以上ボランティアに参加した10歳以上の人の割合」を都道府県別にランキングした代物ですが、直近の調査(H28年度)によると山口県の状況は27.8%で全国24位だったそうです。
2年前の「山口ゆめ花博」でボランティアの大きな高まりがあった訳ですが、今年のコロナ蔓延でボランティア活動がいったん停滞気味となった昨今・・・今後のボランティア活動の状況は、どうなるのでしょうか。
「新しい生活様式」にも対応したボランティアの形を模索しつつ、多くの方々がボランティアに関わるキッカケとして、あいかさねっとが機能できれば・・・と感じる今日この頃です。
そのような訳で、今回もいくつかのボランティア関連情報を以下ご紹介いたします。詳細情報はそれぞれに付したリンク先をご参照ください。
◆1.山口ゆらめき回廊キャンドルボランティア募集
(主催:特定非営利活動法人大路小路ひと・まちネットワーク)
○山口市の瑠璃光寺五重塔がある香山公園に、キャンドル1000個を並べる
イベントの準備と撤収のボランティアを募集しています。
★詳細:あいかさねっと募集専用ページから
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boshu-d/?no=3805
◆2.「点訳ボランティア」養成講習会の開催
(主催:山口県点字図書館)
○山口県点字図書館では、点訳図書の製作等に関わる点訳ボランティアの養成にとり組まれています。今年度は点訳初心者を対象とした初級講座が開催されます。
〇初心者の方でも、講師が基礎からわかりやすく説明し、実技指導を行います。
将来は点訳ボランティアとして活躍したいという意欲のある方は、積極的にご参加ください。
★詳細:山口県報道発表ページから
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/202009/046904.html
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◆改めてご存じですか?あいかさねっとのリニューアル機能
〇昨年、あいかさねっとがリニューアルしました。
〇従来に加えて、下記の機能が3つ増設されました。
①あいかさねっとのLINE配信
②マッチングメールへのお返事機能を追加
③やまぐち健幸アプリと連動
〇詳細は、あいかさねっとの下記リンク先ページでご案内しております。
是非いちどご覧になってみてください!
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/info/info3525/
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◆「ボランティアを募集する団体」などを探すときには
〇あいかさねっとトップページにある「ボランティアを探す」をクリックすると、所定のフォームから検索することができます。
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/search-form/
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◆「ボランティアしたい」と思われている方々へ
〇あいかさねっと上では、現在様々なボランティアが募集されています。
〇詳細は、下掲のリンク先ページ「ボランティア募集の一覧」をご覧ください。
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boralist2/
【現在、募集されているボランティアの内容】
・まちをキャンドルで照らすイベントの設置・撤収ボランティア
【募集:複数回募集あり → 10/10まで逐次募集】
・フードバンクに関する、食品の記録や整理、フードドライブ手伝いなど
【随時募集】
・災害で被災した地域の写真を洗浄してお返しする作業のボランティア【随時募集】
・おもちゃの美術館における多世代交流を促すボランティア【随時募集】
・SLを活用したまちづくりに関する市民活動団体の運営スタッフ【随時募集】
・新しい街村づくり(リアル鉄腕ダッシュ)に関わる多様なお手伝い【随時募集】
・子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝い【随時募集】
・フリースクールに関する業務のお手伝い【随時募集】
・お年寄りの方々と楽しくすごすレクリエーションのお手伝い【随時募集】
・里山の竹林整理のお手伝い【随時募集】
・桜の木についた梅苔を取り除くお手伝い【随時募集】
・婚活イベントの企画や広報などのお手伝い【随時募集】
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◆あいかさねっとの使い方がよくわからない場合は・・・
〇下記のリンク先で操作に関する解説ページが閲覧できます。
ご参考になさってください。
★あいかさねっと全体のしくみについて
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/goriyo/
★ボランティアに参加したい(ボランティア募集中の団体に問い合わせする)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2001/
★ボランティアを募集したい(ボランティアを希望する人に呼びかける)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2002/
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◆社会貢献・ボランティア活動「ミニ情報」
~ SDGsについて、何がどこまでできた?できなかった? ~
〇NPO、企業、行政など様々な主体によって取り沙汰されている「SDGs」。
「持続可能な開発目標」とよく訳されるものですが、山口県内でもあちらこちら
で話題にされることが多くなってきました。
〇さて、そんなSDGsですが、多様な目標=ゴールが設定されている代物なので、
そのゴールに向けて「いま、何かどこまでできたか?できていないか?」に
ついての報告が出されています。
〇たとえば、下記のリンク先ではイラストやデータを交えて、わかりやすくSDGs
の進捗報告が公表されております。
◆国際連合広報センター「SDGs報告2020」
〇今回の「報告2020」の特徴は、「新型コロナウイルス感染症の影響」についての情報が多く盛り込まれており、コロナ感染以前/以後のちがいが明示されています。
〇1つ例を出すと、「貧困をなくす」という項目については、コロナウイルス感染症により、世界の貧困はこの数十年で「初めて増加」し、「2020年には新たに7100万人が極度の貧困に追いやられる」と報告されている次第です。
〇なお、「そういう話は世界大のことなのでピンとこない」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。そこで、「我が国、我が県、我が市町」といった規模でSDGsの進捗を把握できるよう、様々な指標による報告も公開されています。
【参考】
◆SDGs未来都市当進捗評価シート(内閣府地方創生推進事務局HP内)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kankyo/teian/sdgs_followup.html
〇ともあれ、重要なのは「なにがどこまでできたか/できなかったか」という検証と見直しができること。みなさんも関心のある指標でチェックしてみて下さい。
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◆最後に
ようやく、朝晩は涼しさを感じ、秋の雰囲気も出てきたように思います。
コロナウイルスをめぐる状況も多様な見方があり、判断のしかたも一様ではありませんが、「昔の状態に戻る」ということはなかなか難しいようです。
そのようななか、「新しい生活様式」だの「ウィズコロナ」だのと表現はまちまちですが、今般の状況を踏まえた地域活動やボランティア活動のあり方が模索されています。
あいかさねっとも、そのような状況を踏まえた情報発信の在り方を模索中です。
なかなかスマートな回答は出ませんが、引き続き考えていきたいと思います。