メールマガジン 第73号(2021.2.2)

「やまぐち社会貢献活動支援ネット(通称:あいかさねっと)」メールマガジン、
発行担当のイトウです。

過去に本メルマガでも時々ご紹介してきましたが、たとえば山口県の公式HPの中
で「サポーター」「支援員」「パートナー」といったワードで用語検索してみる
と、けっこう様々な分野の関連制度がヒットしてきます。

これは、県民それぞれが持っている得意技や志向や専門性などを、様々な地域活
動や公益活動に活かしていただき、県民参画による県づくりを推進していきたい
・・・という県政をめぐる思いがあり、多様な関連制度が運営されてその募集情
報も随時発信されているものだと思われます。

これまでにも「あいサポート運動」や「ぶちエコサポーター募集」といった情報
を本欄でお示ししてきました。
そのほかにも、探してみるとまだご紹介していない関連制度や募集情報がありま
したので、以下2つほど取り上げてみます。ご関心があればチェックしてみてく
ださい。

★「希少野生動植物種保護支援員を募集しています」
(山口県・自然保護課HPより)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15600/sieninbosu/sieninboshu.html
→日々ニュースなどで取りざたされている野生動植物種の絶滅への対策と
して、山口県では野生動植物種の保護や生物多様性の普及啓発にご協力いただ
ける支援員を募集。
→野生動植物種の保護や生物多様性に関心のある方ならどなたでも応募可能
で、資格や経験等は不要だそうです。

★「やまぐちエシカル推進パートナー登録事業者募集」
(山口県・県民生活課HPより)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a12100/syouhi/ethicalboshu.html
→山口県では、地球温暖化や食品ロスのような消費にかかわる社会問題への
取り組みとして、エシカル消費へ積極的に取り組む事業者を「やまぐちエシカル
推進パートナー」と呼び、その募集を行っています。
→ここでは、「事業者」という括りになっていて、企業のみが対象とされる
制度のように見えますが、「エシカルな取り組みを行っている」という条件を
満たせば県民活動団体でも応募は可能です。
→「エシカルな取り組み」とは、概ね人や社会や地球環境のことに配慮した
取り組みのことのようです。

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◆「え?知らなかった」という方も多い、あいかさねっと3つの機能

〇以前、あいかさねっとをリニューアルした際、下記の機能が3つ増設
されました。

①あいかさねっとのLINE配信
②マッチングメールへのお返事機能を追加
③やまぐち健幸アプリと連動

〇詳細は、あいかさねっとの下記リンク先ページでご案内しております。
是非いちどご覧になってみてください!
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/info/info3525/

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◆「ボランティアを募集する団体」などを探すときには

〇あいかさねっとトップページにある「ボランティアを探す」をクリックすると、
所定のフォームから検索することができます。
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/search-form/

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◆「ボランティアしたい」と思われている方々へ

〇あいかさねっと上では、現在様々なボランティアが募集されています。
〇詳細は、下掲のリンク先ページ「ボランティア募集の一覧」をご覧ください。

https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boralist2/

★随時募集
・山口市阿東嘉年の、地域の人には当たり前の地域資源を探す探検隊募集
・山口市阿東嘉年の開墾作業(草刈り・溜池づくり)のボランティア
・犬猫の保護活動(シェルターの雑用や獣医さんへの搬送など)のボランティア
・集落の情報発信と実践ワークショップ、outube動画の作成ボランティア
・保護犬、保護猫のボランティア
・はぜ掛けアート&藁アート(仮)企画・運営のボランティア
・子どものための無料プログラミング教室でのサポート・お手伝い
・維新公園花壇サポーター活動
・障がいのある方の地域生活を応援するボランティア
・フードバンクに関する、食品の記録や整理、フードドライブ手伝いなど
・おもちゃの美術館における多世代交流を促すボランティア
・SLを活用したまちづくりに関する市民活動団体の運営スタッフ
・障害のある方への運動支援ボランティア
・子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝い
・フリースクールに関する業務のお手伝い
・お年寄りの方々と楽しくすごすレクリエーションのお手伝い

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◆あいかさねっとの使い方がよくわからない場合は・・・

〇下記のリンク先で操作に関する解説ページが閲覧できます。
ご参考になさってください。

★あいかさねっと全体のしくみについて
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/goriyo/

★ボランティアに参加したい(ボランティア募集中の団体に問い合わせする)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2001/

★ボランティアを募集したい(ボランティアを希望する人に呼びかける)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2002/

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◆社会貢献・ボランティア活動「ミニ情報」
~ボランティア、だからこそ?気になる会計税務の取り扱い~

県民活動団体においては、組織の大小や法人格の有無を問わず、ボランティアで
活動を手伝ってくださる方がいたり、既存のメンバーがボランティアで活動に従
事したりするようなことがよくあると思います。

そのとき、いわゆる「有償ボランティア」という状況が発生することも結構ある
のではないでしょうか。
「有償ボランティア」は様々な事態がありえるもので、たとえば、こんなような
ケースが考えられます。

〇団体が主催するイベントを手伝ってくれるボランティアさんに、わずかばかり
だが何かしらのお礼をしたくて、500円の図書カード1枚を差し上げた。

〇活動に関する作業に従事してくれた方に対して、弁当代という名目で1000
円支払った。

さて、このような場合、団体から支払う金額がそんなに大きなものではないため、
意識されないこともありますが、会計や税務の観点ではどのように取り扱うのが
妥当なのか・・・結構判断が難しいと感じることも少なくありません。

特に気に掛けることもなく、そのまま支払ったままでいたとしても、当面は団体
運営上おおごとになることもない・・・のかもしれません。
しかし、外部の協力者や賛同者から寄付などを受けてそれを財源にしていたり、
委託や補助金など行政からもたらされた資金で活動費をまかなったりしている場
合は特に、適正な会計・税務の処理を施しておくことが望まれるところです。

では、具体的にどのような処理をすればよいのか?
こんなときに参考となるのが、会計や税務の専門家の方々により運営されている
情報サイトです。下記に掲げる各サイトでは、具体的な質疑応答で専門家からの
見解を参照するコーナーも設けられています。
こまった時は、是非参考になさってみてください。

★「みんなで使おう!NPO法人会計基準」(→みんなで解決!質問掲示板)
https://www.npokaikeikijun.jp/phpbb/

★「NPO税務・認定相談室」(→Q&Aコーナー)
https://npoqa.jp/qa_list.php?category=q2

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◆最後に

〇ほんの一ヵ月前は、本欄で「まだ気の抜けない感も残りますが、コロナをめぐ
る状況はある程度落ち着きをみせているようです」などと記していましたが・・・
事態は随分と変わってしまいました。

〇近年、コロナ禍にあってはこのように短期間で状況が急変することも度々あり、
改めて継続的に活動する難しさを感じる次第です。

〇様子を見ながら活動を模索していく時期がまだ続いていくような気配ですが、
まずは健康管理が大事・・・ということで、引き続き皆さんご自愛くださいませ。

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問い合わせ先:やまぐち県民活動支援センター
〒753-0064
山口県山口市神田町1-80 パルトピアやまぐち2階
TEL:083-934-4666
FAX:083-934-4667
メール:yamas@mbs.sphere.ne.jp