メールマガジン 第74号(2022.3.7)

みなさん、こんにちは。
「やまぐち社会貢献活動支援ネット(通称:あいかさねっと)」メールマガジン、
発行担当のイトウです。

前回も本メルマガのあいさつ文で触れましたが、山口県では様々な分野やテー
マに基づく「サポーター」「支援員」「パートナー」に関する制度やしくみが運
営されています。

その内容は多岐にわたっており、たとえば先月号でご紹介した「希少野生動植
物種保護支援員」という制度では、関心ある方ならば基本的にはどなたでも応募
可能
で、資格や経験等は不要だそうです。

一方、制度に登録されるためには一定の学びを要するものもあり、登録の手続
きを行うに伴って所定のプログラムを受講などすることを求められるケースもあ
ります。

さて、近年のコロナ禍以降、ものごとが大きく変動したことのなかに、「オン
ラインで受講可能な研修の増加」というものが挙げられます。

コロナ以前は、ホールや研修室で多めの人数による参加者が集い、研修に参加
するスタイルが標準的なものでした。
しかし、ウイルスの感染防止に取り組むべく、いわゆる3蜜を避けて研修を実
施しようとするにあたり、沿革的な参加が可能となるオンラインツールの活用が
急増したことは皆さんご存じのとおりです。
遠方での研修や会議だけでなく、同じ県内エリア内での集いなどでも画面越しに
インターネットを経由して参加・受講するようなケースが近年ほんとうに多くな
りました。

そのような情勢を受けてか、上述した県の諸制度には、視聴者の都合がよいと
きに受講できるよう、研修が動画で公開されているものもあります。

★「189サポート研修動画の公開について」
(山口県・こども家庭課HPより)
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a11800/jidou_kankyou/189support/189kenshu.html

リアルタイムでなくても、好都合な時間帯に受講できるのがポイントで、関心
があるが生活リズムに沿わずに参加を見合わせていた層からの参加も見込める気
がします。これからこういったスタイルでの研修が増えてくるかもしれませんね。

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◆「え?知らなかった」という方も多い、あいかさねっと3つの機能

〇以前、あいかさねっとをリニューアルした際、下記の機能が3つ増設
されました。

①あいかさねっとのLINE配信
②マッチングメールへのお返事機能を追加
③やまぐち健幸アプリと連動

〇詳細は、あいかさねっとの下記リンク先ページでご案内しております。
是非いちどご覧になってみてください!
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/info/info3525/

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◆「ボランティアを募集する団体」などを探すときには

〇あいかさねっとトップページにある「ボランティアを探す」をクリックすると、
所定のフォームから検索することができます。
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/search-form/

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◆「ボランティアしたい」と思われている方々へ

〇あいかさねっと上では、現在様々なボランティアが募集されています。
〇詳細は、下掲のリンク先ページ「ボランティア募集の一覧」をご覧ください。
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boralist2/

★随時募集
・イベントとして川に流されたひな人形を下流で回収するボランティア(NEW!)
・山口市阿東嘉年の、地域の人には当たり前の地域資源を探す探検隊募集
・山口市阿東嘉年の開墾作業(草刈り・溜池づくり)のボランティア
・犬猫の保護活動(シェルターの雑用や獣医さんへの搬送など)のボランティア
・集落の情報発信と実践ワークショップ、youtube動画の作成ボランティア
・保護犬、保護猫のボランティア
・はぜ掛けアート&藁アート(仮)企画・運営のボランティア
・子どものための無料プログラミング教室でのサポート・お手伝い
・維新公園 花壇サポーター活動
・障がいのある方の地域生活を応援するボランティア
・フードバンクに関する、食品の記録や整理、フードドライブ手伝いなど
・おもちゃの美術館における多世代交流を促すボランティア
・SLを活用したまちづくりに関する市民活動団体の運営スタッフ
・障害のある方への運動支援ボランティア
・子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝い
・フリースクールに関する業務のお手伝い
・お年寄りの方々と楽しくすごすレクリエーションのお手伝い
・さくらの木について梅苔の除去のお手伝い

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◆あいかさねっとの使い方がよくわからない場合は・・・

〇下記のリンク先で操作に関する解説ページが閲覧できます。
ご参考になさってください。

★あいかさねっと全体のしくみについて
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/goriyo/

★ボランティアに参加したい(ボランティア募集中の団体に問い合わせする)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2001/

★ボランティアを募集したい(ボランティアを希望する人に呼びかける)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2002/
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◆社会貢献・ボランティア活動「ミニ情報」
~ 確定申告の時期に、認定NPOのことを思う~

3月。まだまだ寒さの残るこの時期は、年度末を感じる方も少なくないでしょ
うが、いわゆる「確定申告」を意識する方も結構おいでかと思います。

さて、これまでは特に確定申告を気にすることが特になかったという方でも、
寄付を通じて意識し始めるようになった方もいらっしゃるかもしれません。

寄付の仕方によっては税制面で優遇される制度があり、県民活動がらみでいえ

「認定NPO法人」という制度はまさにそれに該当します。たとえば我々が認定NPO
法人に寄付を行った場合、所得税の控除を受けるためには確定申告の手続きが必
要となります。

★「寄付にともなう確定申告の手続き」(内閣府NPO HPから)
https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-shinkokutetsuzuki

近年、認定NPO法人に寄付する人も増えており、その寄付をめぐって確定申告
について意識したり、実際に手続きを行ったりする方も増加していると感じます。

ちなみに、この控除によって確かに「税金が安くなった」というメリット感が
あることも確かですが、そのほかにも指摘される「意義」として、「税金の使い
道を、(寄付した人が間接的に)決めることができる」という点があります。

我々がふだん納付する税金は、それがどのように使われるかについて、我々は
直接的にリクエストして決めることができません。その一方で、間接的ではあり
ますが、認定NPO法人制度を用いることで、自分が応援したい事業や団体に税金
を充てることができるといわれています。
(このしくみの解説にはいろいろありますが、たとえば下掲のリンク先ページで
わかりやすく解説されています)

★「わかる!寄付金控除 (新寄付税制を社会に広める意義)」
(認定NPO法人シーズ・市民活動を支える制度をつくる会
「認定をとろう!NET」から)
https://www.nintei-torou.net/%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B-%E5%AF%84%E9%99%84%E9%87%91%E6%8E%A7%E9%99%A4/%E3%81%8A%E3%82%8F%E3%82%8A%E3%81%AB-%E6%96%B0%E5%AF%84%E4%BB%98%E7%A8%8E%E5%88%B6%E3%82%92%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%81%AB%E5%BA%83%E3%82%81%E3%82%8B%E6%84%8F%E7%BE%A9/

年度末の折り、確定申告といえば関連資料を整理して手続きを滞りなく終えら
れるのも一苦労といった感じもありましょう。
そんな多忙な時に、認定NPO法人制度による寄付の意義に思いを馳せる余裕もな
かなかない気がしますが、来年の確定申告を見据えながらチャンスがあればその
意義を感じつつ寄付をしてみるというのもよいですね。

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◆最後に

〇本号のミニ情報コーナーで、「年度末」という言葉を何度か出しましたが、
客観的には、単に3月が4月になるだけの話ではあります。
しかし、たとえば県民活動団体の事務局担当の方にとっては年度末から4~5月
にかけて、報告や精算などで大変な思いをされる方も少なくないでしょう。

〇団体内部のことだけでなく、社会情勢も随分と穏やかでない状況が続き・・・
いたずらに気持ちが揺れ動くような感もあります。

〇毎度、同じようなことを申し上げるようで恐縮ですが・・・心も体も疲れが積
みあがっていくようなことがないよう、くれぐれもご自愛ください。

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問い合わせ先:やまぐち県民活動支援センター
〒753-0064
山口県山口市神田町1-80 パルトピアやまぐち2階
TEL:083-934-4666
FAX:083-934-4667
メール:yamas@mbs.sphere.ne.jp