みなさん、こんにちは。
「やまぐち社会貢献活動支援ネット(通称:あいかさねっと)」メールマガジン、
発行担当のイトウです。
コロナウイルスの感染拡大については、ようやく収束を向けるのかと思いきや、
変異株の登場でいまだ安心できる状況にはいたっていません。
直接的な感染によるダメージももちろんですが、コロナにより従来からある社会的課題が深刻化したり、また新たな問題状況を引き起こしたりしております。
全国各地でそういった事態に対応すべく、様々な立場の方々によりその支援活動が模索され、実践されてきています。
たとえば、以下のような分野やテーマでもコロナの影響は大きく、多様なアプローチでその解決や支援に関する取り組みが行われています。
・生活困窮の状態にある、こども・若者・家庭への支援
・従来の地域的活動がままならなくなったコミュニティへの支援
・障がいをもつ人たちの就労や居場所を設ける支援
・DV・虐待・生活困窮といった問題に対する緊急避難先・拠点をつくる支援
・外国人の就労や生活課題の解決にアプローチする支援
・生活困窮家庭などに対する食の提供やフードバンクによる支援
さて、一例を出すとこれらの活動を対象とする助成金のプログラムなどもコロナ
以降、全国でいろいろと運営されています。
そのようななか、一時期報道などでも注目されていた「休眠預金」というお金を
財源とする支援プログラムが、中国地方のいくつかの団体の手によって実践されてきました。
このたび、それらのプログラム・事業の報告会が開催されることになりました。
上記に掲げた分野・テーマごとに各県で開催されるものですが、主にオンラインで
関心をお持ちの方はどなたでも視聴できるようになっています。
★中国5県コロナ対応緊急支援助成 事業報告会
(中国5県休眠預金等活用コンソーシアム公式HPより)
活動によってはその取り組まれ方も色々ですが、なかにはボランティアや企業
による地域貢献活動を組み入れながら展開されている支援も少なくありません。
ボランティアや社会貢献によって支えられているこういった社会活動において、この1年でコロナ禍のなかで具体的にどのような取り組みがなられ、その成果や
課題等がどのように生じているのか。興味をお持ちの方はチェックしてみてください。
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◆「え?知らなかった」という方も多い、あいかさねっと3つの機能
〇以前、あいかさねっとをリニューアルした際、下記の機能が3つ増設されました。
①あいかさねっとのLINE配信
②マッチングメールへのお返事機能を追加
③やまぐち健幸アプリと連動
〇詳細は、あいかさねっとの下記リンク先ページでご案内しております。
是非いちどご覧になってみてください!
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◆「ボランティアを募集する団体」などを探すときには
〇あいかさねっとトップページにある「ボランティアを探す」をクリックすると、所定のフォームから検索することができます。
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◆「ボランティアしたい」と思われている方々へ
〇あいかさねっと上では、現在様々なボランティアが募集されています。
〇詳細は、下掲のリンク先ページ「ボランティア募集の一覧」をご覧ください。
【現在、募集されているボランティアの内容】
★期限あり募集
・マラソンイベントのボランティアスタッフ(募集締切:1月14日まで)
★随時募集
・山口市阿東嘉年の、地域の人には当たり前の地域資源を探す探検隊募集
・山口市阿東嘉年の開墾作業(草刈り・溜池づくり)のボランティア
・犬猫の保護活動(シェルターの雑用や獣医さんへの搬送など)のボランティア
・集落の情報発信と実践ワークショップボランティア&youtube動画の作成ボランティア
・保護犬、保護猫のボランティア
・はぜ掛けアート&藁アート(仮)企画・運営のボランティア
・子どものための無料プログラミング教室でのサポート・お手伝い
・維新公園 花壇サポーター活動
・障がいのある方の地域生活を応援するボランティア
・フードバンクに関する、食品の記録や整理、フードドライブ手伝いなど
・おもちゃの美術館における多世代交流を促すボランティア
・SLを活用したまちづくりに関する市民活動団体の運営スタッフ
・運動支援ボランティア
・子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝い
・フリースクールに関する業務のお手伝い
・お年寄りの方々と楽しくすごすレクリエーションのお手伝い
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◆あいかさねっとの使い方がよくわからない場合は・・・
〇下記のリンク先で操作に関する解説ページが閲覧できます。
ご参考になさってください。
★あいかさねっと全体のしくみについて
★ボランティアに参加したい(ボランティア募集中の団体に問い合わせする)
★ボランティアを募集したい(ボランティアを希望する人に呼びかける)
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◆社会貢献・ボランティア活動「ミニ情報」
~ 今年もこの季節が・・・パート3 新年迎えると「FRJ」~
先月号のメルマガ冒頭文で「今年もこの季節がやってまいりました」という書き出しで「企業ボランティアモデル事業所」制度のことに触れました。
そして、舌の根も乾かぬ?間に、今一度「今年もこの季節がやってまいりました」というフレーズで本稿を記そうとしています。
・・・という文章を、先月のこのミニ情報欄で掲載しておりました。
ややこしい書きぶりで恐縮ですが、今回もその流れに乗じて、「この季節がやってきました」という類の情報を記したいと思います。
11月には「企業ボランティアモデル事業所」の表彰で、12月は「寄付月間」
またはそれにちなんで「寄付白書」のリリース、ということを先月は書いておりましたが、寄付募集や資源調達に関心をお持ちの方は「だいたい年が明けるとアレが開催される」というふうに感じる方がおいでかと思います。
略して、「FRJ」。
テレビのCMで時折り耳にするかもしれないので、見覚えのある方がいらっしゃることでしょう。FRJというのは、「日本中央競馬会」のこと・・・じゃありません
(それは、「JRA」。)
FRJを略称とする言葉は複数あるようですが、これが寄付云々ということでいうと、「ファンドレイジング日本」という一大イベントのことを指すことが多いと思います。
★FRJ2020(公式サイトから)
https://jfra.jp/frj/index.html
上掲の公式サイトを開くと、トップページでFRJとは何か?ということが簡潔に述べられています。いわく、「FRJは、寄付やファンドレイジングに関する実践的で身近な事例や新しい動き、世界の今を伝える国内最大のカンファレンスです」とあります。
あるいは、今年度の大会キャッチコピーと思しきフレーズとして、「1人ひとりの多様な挑戦でエコシステムが進化する」という文字列も踊っています。
ま、急いで「カンファレンス」とか「エコシステム」とかの用語の意味を調べたりしてみるわけですが、ともかく国内最大のいわれもあり、新規性の高い話題も実践性の高そうな話題も、ともかく幅広いコンテンツが選び放題といった感じです。
ともかく、コンテンツも多岐に渡ればその分、登壇される方々も幅広く、ニュースでお見かけするような方もいれば、山口県の各所で研修の講師をなさった方だとか、あるいは山口県内外で活躍される方の顔も散見できたりします。
なにはともあれ、寄付募集や資源調達に関心をお持ちの方は、公式サイトを眺めるだけでもいろいろな情報を仕入れられますので、チェックしてみてはいかがでしょうか
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◆最後に
〇年も超えようかというこの時期に、また県内の一部でコロナの感染が多く発生したりと、断続的にコロナに振り回された1年だった印象があります
〇凡庸な言い方にはなりますが、来年はいろいろな観点でもよい年になりますように、静かに願う年の暮れです。
〇本年も本メルマガ、ご愛顧くださりありがとうございました。
来年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
〇それでは、みなさま、よい年をお迎えください。