メールマガジン 第77号(2022.6.7)

先月の本メルマガでは、この冒頭部分で何について書いていたか・・・覚えて
おいでの方はそんなに多くない気がしますが、(今一度確認してみると)「体を
動かす」関連のボランティア情報をご紹介していたのでした。

その時は、「スポーツボランティア」や「防犯ボランティア」に関する情報を掲
載していたのですが、今更ながらそのような活動に従事するためには「自分の体

それなりに動けるかどうか」ということが重要となります。

まあ、なにごとも「体が資本」ということは言えるのですが、うっかりすると自
身の肉体がどれだけ健康な状態といえるのか、どこか断言できない自分がいると
いうことも珍しくありません。

特に、この数年来のコロナ禍で、従来に比べると屋外において能動的に体を動か
して健康を保つような機会も少なくなっているのではないでしょうか?

・・・ということで、体を動かして何かしらのボランティアに従事しようと思っ
た場合、まずは十分な体力があるのかどうかを確認することが大切と言えます。

★「大人の体力チェック」(山口県健康づくりセンターHPより)
https://www.hwy.or.jp/center/index/page/id/148

上掲のリンクは「山口県健康づくりセンター」に繋がっているものですが、同セ
ンターでは「快適に動ける体づくりのために、まずは自分の体力をチェックして
みませんか?」という意図で、気軽に体力チェックできる機会が設けられていま
す。

場所は同センター内で3か月に1回の頻度で開催されています。対象は「20歳~
79歳で医師から運動を止められていない方」。参加日は300円です。

その場かぎりでチェック情報を把握するだけでなく、家庭でも手軽にできるエク
ササイズを紹介してもらえたり、測定データがセンターで管理されていることか
ら次回のチェック時にデータの比較ができる・・・といったメリットもありよう
です。

ご関心をお持ちの場合は、リンク先をチェックしてみてください。

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◆「え?知らなかった」という方も多い、あいかさねっと3つの機能

〇以前、あいかさねっとをリニューアルした際、下記の機能が3つ増設
されました。

①あいかさねっとのLINE配信
②マッチングメールへのお返事機能を追加
③やまぐち健幸アプリと連動

〇詳細は、あいかさねっとの下記リンク先ページでご案内しております。
是非いちどご覧になってみてください!
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/info/info3525/

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◆「ボランティアを募集する団体」などを探すときには

〇あいかさねっとトップページにある「ボランティアを探す」をクリックすると、
所定のフォームから検索することができます。
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/search-form/

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◆「ボランティアしたい」と思われている方々へ

〇あいかさねっと上では、現在様々なボランティアが募集されています。
〇詳細は、下掲のリンク先ページ「ボランティア募集の一覧」をご覧ください。
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boralist2/

★随時募集
・里山の景観保持、田畑や山の開拓の共同事業者募集
・山口市阿東嘉年の、地域の人には当たり前の地域資源を探す探検隊募集
・山口市阿東嘉年の開墾作業(草刈り・溜池づくり)のボランティア
・犬猫の保護活動(シェルターの雑用や獣医さんへの搬送など)のボランティア
・保護犬、保護猫のボランティア
・はぜ掛けアート&藁アート(仮)企画・運営のボランティア
・子どものための無料プログラミング教室でのサポート・お手伝い
・維新公園花壇サポーター活動
・障がいのある方の地域生活を応援するボランティア
・障害のある方への運動支援ボランティア
・フードバンクに関する、食品の記録や整理、フードドライブ手伝いなど
・おもちゃの美術館における多世代交流を促すボランティア
・SLを活用したまちづくりに関する市民活動団体の運営スタッフ
・集落の情報発信と実践ワークショップ、youtube動画の作成ボランティア
・子どもたちが安心して遊べる環境づくりのお手伝い
・フリースクールでの自然体験や運動などのボランティア
・お年寄りの方々と楽しいひと時を過ごしていただける方
・さくらの木に付いた梅苔の除去ボランティア

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◆あいかさねっとの使い方がよくわからない場合は・・・

〇下記のリンク先で操作に関する解説ページが閲覧できます。
ご参考になさってください。

★あいかさねっと全体のしくみについて
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/goriyo/

★ボランティアに参加したい(ボランティア募集中の団体に問い合わせする)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2001/

★ボランティアを募集したい(ボランティアを希望する人に呼びかける)
https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boranet201909/boraqa/2002/

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◆社会貢献・ボランティア活動「ミニ情報」
~「骨太の方針」にも出てくる「社会的処方」なるもの~

さて、メルマガ本号の冒頭文では「体力チェック・健康づくり」に関する話題に
触れました。それに呼応するように、本欄では「薬」についてのミニ情報を記し
てみましょう。

先日、ニュースでも耳にする「骨太の方針」の2022年度版原案が公開されま
した。

★「経済財政諮問会議の公開情報
議事:経済財政運営と改革の基本方針(骨太方針)」(内閣府HPより)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2022/0531/agenda.html

この「骨太方針」の内容に踏み込んでいくのは筆者の手に余るのですが、この原
案では近年社会問題として注目される「孤独・孤立」対策に触れられています。
そして、対策の内容について書かれる中で出てくるのが、「社会的処方」という
言葉です。

「社会的処方」・・・というのはまだまだ聞きなれない言葉かと思うのですが、
インターネットで検索してもすぐには辞書的な表が出てきません。
ということで、同じ言葉が書名となっている本の掲載情報から引用・紹介を試み
ると、以下のような情報が拾えます・・・

〇『社会的処方』(西智弘 編著、学芸出版社)という主題の本には、「孤立と
いう病を地域のつながりで治す方法」といった副題が付されている。
〇同じ本の帯文では「市民活動が誰かの薬になるらしい。」と書かれている。
〇同本の本文では以下のように定義されている。
「社会的処方とは、薬を処方することで患者さんの問題を解決するのではなく、
地域とのつながり を処方することで問題を解決するというもの」
〇同じく本文で「社会的処方のタネ」として以下のような活動が紹介されている。
例1:毎朝ラジオ体操をやっている公園
例2:まちの美化に取り組んでいる市民サークル
例3:誰もが気軽に参加できるアート・プログラム

これまでも各地域や市民団体において取り組まれている各種活動やそれらの動き
とつながることが、孤立・孤独の中にある人たちに対するある種の「お薬」とし
て機能する・・・といったイメージでしょうか。

もちろん、上記のような動きの中には、ボランティア団体が実施する多様な活動
も含まれうると思われます。

参加者それぞれの動機や意義のもとで様々なボランティア活動が取り組まれてい
るのでしょうが、時には「社会的処方」という観点でこれらの活動が見なされる
ようなケースも今後増えていくのかもしれません。

この「社会的処方」という考え方は、インターネットでもいくつか解説されてい
るページも見受けられるので、ご関心をお持ちの方はチェックしてみてください。
ちなみに、上でご紹介した本『社会的処方』は、県民活動支援センターで手に取
ることもできます。

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◆最後に

〇図らずも、本号では心身の健康だの薬や処方だの、というワードで括られる
ような内容の情報をご紹介いたしました。

〇時期的には温度調整が難しく、蒸し暑さを強く感じる時もあれば、まだ朝晩は
涼やかに感じる時もあり、体調を崩しやすい頃ですね。

〇体も心も、しんどさを覚えることは色々とありましょうが、体調管理にはくれ
ぐれもお気をつけください。