お知らせ
できるかもニュースレター〈vol.7〉2025.7
~NPOのあたたかいつながりを活かすために~
もしもの災害時にも、安心して過ごせる支援の方法を一緒に考えよう
————————————————————————————
◇できるかもニュースレター vol.7(2025.7)◆
*ごあいさつ*
山口県は梅雨も明け、夏の日差しがまぶしく、暑すぎる・・・毎日となりました。
みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか。
「災害時できるかも大交流会2025」にご参加いただいた方とのつながりから、6月にぼうさいカフェをひらいてみました。
「楽しい防災!」をキャッチフレーズに活動展開されている市民団体さんと美祢市の職員さんによる、
あたたかく楽しいコラボレーションや、
防災士のみなさんからの多様な立場をふまえたリアルなお話が心に残る時間となりました。
こうした小さな対話や出会いの積み重ねが、いざという時に支え合える地域づくりにつながっていくのだと、
改めて実感する機会となりました。
これからも無理なく、「できること」から備えていきたいですね。
————————————————————————————-
🎋CONTENTS⭐
◆美祢市 『ジモぴーす』ご紹介
〜 ジモぴーすと美祢市職員さんの出会いから広がる防災の輪
いろんな立場の防災士さんと、地域ごとの悩みも語り合って 〜
◆『災害ボランティアなどの事前登録制度が始まりました』
~ どんなに制度が新しくても、支えるのは人。
◆ぼうさい活動に関する助成金情報
————————————————————————————-
~大交流会にも参加された、美祢市の市民団体「ジモぴーす」の紹介です~
『楽しい防災! 山口県美祢市「ジモ🌻ぴーす」!
2年前の夏、美祢市での豪雨災害が発生しました。
そこで、防災に関する地域コミュニティを強めるために「ジモぴーす」を発足しました。
メンバーは、防災士3名とスタッフ9名、計12名で秋芳地域の防災活動を展開中です。
地域での防災活動では、女性消防団員から
「広報活動だけでなく、災害時などで実践できることもしてみたい」といった声も多いほか、
土嚢づくりなどへの参加機会が少ない現状も共有されました。
過去に被害の大きかった地区の公民館で、「防災学習会」として、防災グッズ展示や体験、防災食づくり、
避難所運営シミュレーションなどをしました。
【ジモぴーすの活動紹介】
↑ 金融機関で展示
↑ 防災食づくり
↑ 防災学習会
楽しい防災をモットーに、地域の皆様の防災意識の向上、啓発をお手伝いし、この活動(防災活動)を通じて地域を盛り上げていきます。
【ジモぴーすより】
まちづくりの視点で防災に取り組む行政担当者さんとの出会いもあり、
その方も「行政と市民の隙間を埋めるジモぴーすのような活動が必要」と語られました。
なにより、行政担当者さんと市民団体ジモぴーすさんとの、あたたかく笑いの絶えない協働体制も、この地域の大きな力につながりそうです。
その他も防災士さんからのいろいろなお話や情報共有など、あっという間の時間でした。
こうした学びや気づきを皆さんと共有し、今後の地域防災力の向上につなげていく場を、これからもっと広げていきたいと感じました。
みなさまの中でも、「こんな活動してる団体さんとお話ししてみたい!」など、ご要望がありましたら、
ぜひ〈できるかもニュースレター〉までお寄せください♪
********************************************************************
災害ボランティアなどの事前登録制度が開始しました
~ どんなに制度が新しくても、支えるのは人。
災害時、被災地ではNPOやボランティア団体など、多くの民間の力が被災者支援を担っています。
こうした力を、いざという時にすぐに発揮できるよう、令和7年の災害対策基本法改正により
「被災者援護協力団体」の登録制度が創設されました。
国が団体を登録し、自治体等と情報を共有することで、平時から顔の見える関係を築き、
発災直後から質の高い支援ができるようにする仕組みです。
ですが、どんなに制度が整っても、最後に人を支えるのは「人」です。困っている人の声に耳を傾け、
寄り添い、動く人がいてこそ、支援は届きます。
制度を活かしながら、日ごろから地域のつながりや信頼関係を育むことが、いざという時の力になります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250701/k10014849801000.html
NHKトップニュースより
https://www.bousai.go.jp/kyoiku/bousai-vol/dantai-touroku.html
内閣府防災情報のページより「被災者援護協力団体の登録制度」
********************************************************************
◆ぼうさい活動に関する助成金情報
★【内閣府 防災】令和7年度 官民連携による避難所運営の質の向上強化事業
避難所の生活環境の改善を図るため、先進的な取組を官民連携で行う民間事業者(NPO等)を公募
上限:300万円/件
⇒ https://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/r7hinankyouka.html
※公募中、7/31締切
★【日本ハム 食の未来財団】2025年度 災害時等における救援活動支援助成
国民の安全・安心な生活に影響を及ぼすような非常災害や非常事態等において、
主として食物アレルギーをはじめとするアレルギー疾患をお持ちの方(要配慮者)に必要とされる救援活動を支援するため
上限:100万円/件
⇒https://www.miraizaidan.or.jp/general_public/relief_grants/2025/01.html
※常時募集
♡防災に関する助成金情報のほか、
「人と社会 もっと知りたい人へ~NPO活動支援メルマガ☆さぽ~とメール」では、
福祉や子どもの健全育成、まちづくりなど、さまざまな分野の助成金情報も多数掲載しています。
ご希望の方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
yamas@kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp
※メールの件名は「さぽ~とメール申込み」としていただけますと幸いです。
********************************************************************
「できるかもニュースレター」では、今後も防災に関する情報を皆さんにお届けします。
ご意見やご感想もぜひお寄せください。
新規お申込みは下記フォームより♪
https://forms.gle/RxRSfKjb9awpEHAs6
みなさんと一緒に、あたたかい情報ネットワークを築いていきたいと思います。