募集情報
山口大学時間学研究所
時間学国際シンポジウム 東アジアの暦と近代化
開催日時
2009年11月21日(土) 13:00~17:30(開場 12:30)
開催場所
山口大学・大学会館
事業の主旨
山口大学時間学研究所では文系理系を問わず、時間に関する文理融合的な総合的研究を目指して活動をしてきました。この活動は、国内でも唯一であり、研究所組織としても、国際的にも希有な組織です。今回の国際シンポジウムでは、暦に焦点をあて、東アジアの研究者を招き、その研究成果を広く社会に還元することを目的とし開催いたします。
内容
本シンポジウムでは、われわれ現代人にとっての「時間」の基軸となっているカレンダー(暦)を再考します。
かつて東アジアの日本、韓国、中国、台湾では旧暦で生活が営まれてきました。
現在では、日本のように新暦中心の国と、韓国、中国、台湾のように依然として旧暦が生活の中で大きな比重を占めている国とに分かれています。
今回「東アジアの暦と近代化」というテーマのもと、4カ国の研究者が、暦が各国の近代化にどのような影響を及ぼしたかを討論し合うという興味深い内容となっています。
◆講演:「近代社会と時間:いまなぜ東アジアの暦か?」 山口大学時間学研究所長 辻 正二
◆シンポジウム: 〈日本〉中村 士 帝京平成大学現代ライフ学部教授 「1820年代~幕末期の機械時計使用と時刻制度」 〈中国〉張 聞玉 貴州大学教授 「四分術の推算と応用」 〈台湾〉陳 瑞貴 淡江大学未来学研究所長 「今、テクノロジーが動態の時間意識を構築している~ひとつの未来への探索」 〈韓国〉崔 吉城 東亜大学人間社会学部教授 「韓国における聖なる時間の世俗化」
分野
社会教育の推進を図る活動
参加料・入場料
入場無料
問い合わせ先団体情報
問い合わせ先団体名
山口大学時間学研究所
電話番号
083-933-5848
メールアドレス
jikann@yamaguchi-u.ac.jp