募集情報
内閣府
令和3年度「アウトリーチ(訪問支援)研修」に係る研修生募集
開催日時
2021年9月9日(木)から2022年2月4日(金)まで 前期研修、実地研修、後期研修の3部構成
開催場所
オンライン研修、国立オリンピック記念青少年総合センター、各研修受入団体
事業の主旨
内閣府では、子ども・若者育成支援推進法(平成21年法律第71号)に基づき、平成22年度から若年無業・ひきこもり、不登校等の社会生活を営む上で困難を有する子供・若者(以下「困難を有する子供・若者」という)の支援に携わる人材を養成するため、「アウトリーチ(訪問支援)研修」を実施している。
本研修は、困難を有する子供・若者の支援又は相談業務に従事する職員を対象に、アウトリーチに必要とされる知識・技法及び地域における関係機関との連携並びに多職種が協調した支援の在り方等を広く習得する研修として実施する。
内容
本研修は、前期研修、実地研修、後期研修の3部構成としている。
◆研修内容
(1)前期研修
アウトリーチに係る知識・技法等の向上を目的とした講義と演習を実施する。アウトリーチの対象となる当事者の特性や支援、社会資源の活用や関係機関と連携した支援方法等について、事例演習等により理解を深め、アウトリーチに必要となる専門性を身につけるため、研修生は、本年9月9日(木)から同月15日(水)の5日間、実施する研修前期の全日程に参加する。
(2)実地研修
研修生は、困難を有する子供・若者に対するアウトリーチ等の実績がある相談機関・団体(研修受入団体)に赴き、研修受入団体の支援の在り方に触れながら、アウトリーチや、アウトリーチから来所型・通所型の支援へ円滑に誘導する仕組み、関係機関との連携方法、継続的に支援を行うための組織体制・事業運営等について指導を受け、効果的な支援方策を体得するため、本年9月21日(火)から同年12月24日(金)の間で、内閣府が指定する研修受入団体において実施する7日又は10日(休業日を除く)の実地研修の全日程に参加する。
研修受入団体の概要、研修内容及び研修日程は、各研修受入団体の研修計画書(内閣府のホームページに掲載)を参照すること。また、各研修受入団体のホームページ等により情報を収集すること。
(3)後期研修
前期研修及び実地研修で習得した内容を整理した上で、研修生間での情報共有等を目的とした演習等を行う。習得した事柄を発表するための資料等を、事前に作成し、自己が所属する機関・団体における支援方法を模索・検討するため、研修生は、令和4年2月2日(水)から同月4日(金)まで、実施する後期研修の全日程に参加する。
◆応募資格
次のア、イに該当する者については、以下の1~7の全てに該当する者とする。
ウに該当する者については、以下の2~7の全てに該当する者とする。
ア 公的機関職員
都道府県、政令指定都市又は市区町村の公的機関(子ども・若者総合相談センター、青少年センター、少年補導センター、少年サポートセンター、児童相談所、家庭児童相談室、教育相談支援センター、男女共同参画センター等)において子供・若者に関する支援又は相談業務に当たる職員(地方独立行政法人の職員等、地方公務員に準ずるものを含む。)であり、かつ、アウトリーチ支援を行っている(又はアウトリーチ支援を行う予定がある)者であること。
なお、常勤、非常勤の任用形態は問わないが応募時におおむね3年以上の子供・若者に関する支援又は相談業務の経験を有する者であること。
また、公的機関から子供・若者の相談・支援事業等を受託している民間団体に所属している職員は、イに該当するものとする。
イ 民間団体職員
主に若年無業、ひきこもり、不登校、発達障害等の困難を有する子供・若者を支援する民間団体(公益社団法人、公益財団法人及び特定非営利活動法人等)において支援又は相談業務に当たる者であり、かつ、アウトリーチ支援を行っている(又はアウトリーチ支援を行う予定がある)者であること。
なお、常勤、非常勤の任用形態は問わないが応募時におおむね3年以上の子供・若者に関する支援又は相談業務の経験を有する者であること。
ウ 上記以外の者
短期大学、専門学校、大学又は大学院の教育、福祉、保健、医療等に関連する学科・研究科を卒業又は修了した者(在学中は含まない。)であって、困難を有する子供・若者に関する支援(特に訪問支援)若しくは相談業務に携わる者又はこの分野での活動を希望する者であり、所属機関・団体に属しておらず推薦書の提出ができない者であること。
1 所属機関・団体において週3日以上の支援又は相談業務に関する勤務をしている(業務従事先が複数ある場合、合算して3日以上あれば可)者であること(ボランティアは含まない)。
2 自己の年齢や実績、所属機関での役職にかかわらず、「研修生」として学ぶ意欲を有し、広く学びを得るために柔軟な受講姿勢を有する者であること。
3 アウトリーチの在り方について「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」(厚生労働省平成22年5月公表)「4-5訪問支援(アウトリーチ型支援)」に示された内容を事前に把握しておくこと。
4 研修の全日程(前期研修・実地研修・後期研修)に参加できる者であること。
5 各種提出物について内閣府が指定した期日を守れる者であること。
6 内閣府が主催する過去のアウトリーチ(訪問支援)研修・アウトリーチ上級者向け研修の受講者でないこと。
7リモートでのオンライン研修時、各自で受講環境の整備(受講場所の確保、インターネット環境の準備、マイク及びウェブカメラの準備、パワーポイント等のインストールされたPCの準備等)が可能であること。
※所属する機関・団体の推薦
上記(1)のア、イに該当する職員は、所属する機関・団体の長からの推薦を必要とする。推薦者は原則所属する機関・団体の長とする。その他の場合は内閣府に相談する。
分野
子どもの健全育成を図る活動
参加料・入場料
受講料無料(食費等の個人的経費、オンライン研修時の受講環境の整備に係る経費やオンライン研修受講場所への移動に係る交通費については研修生の負担とする)、交通費・宿泊先および宿泊料、保険料については内閣府負担あり。
対象者
公的機関職員、民間団体職員、その他団体職員
人数・定員
15名程度
募集期間
2021年6月9日(水)まで
申込み・応募方法
必要書類を確認の上、令和3年6月9日(水)までに、担当宛てに郵送すること。
なお、メールでの提出を希望する場合は、事前に下記の問合せ先に連絡すること。
◆提出先・問いあわせ先
100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 中央合同庁舎第8号館8階
内閣府政策統括官(政策調整担当)付青少年支援担当 鵜川(うかわ)、佐野
TEL:03-5253-2111(内線38302)
その他
詳細については、内閣府HPでご確認ください。
問い合わせ先団体情報
問い合わせ先団体名
内閣府
担当者名
政策統括官(政策調整担当)付青少年支援担 鵜川(うかわ)、佐野
郵便番号
100-8914
住所
東京都千代田区永田町1-6-1 中央合同庁舎8号館
電話番号
03-5253-2111(内線38302)