助成金情報
文化庁
この助成事業は募集期間を終了しています。
平成22年度 NPOによる文化財建造物活用モデル事業
対象分野
対象エリア
日本国内
助成の目的
文化財建造物の多様化、社会情勢の変化等に鑑み、文化財建造物の活用を推進するうえでは、文化財建造物の所有者を支える協力者を増やしていくことが必要です。特に現在、各地で多様な活動を展開しているNPO等との連携を構築し、実際に自由な発想で文化財建造物を活用を図り、その成果などを広報していくことを目的としています。
助成金額
活用モデル実施に要する経費で、上限は100万円未満
対象事業
実施する事業は下記の2分野とします。 所有者や地方公共団体と連携しながら、効果的に実施できるような事業を提案してください。 1.文化財建造物の管理支援事業 (1)事業の内容 文化財建造物の所有者等による管理を支援するため、適切な管理に関す企画提案、
的確な管理を行うことができる担い手の育成やその方策提案、NPO等の効果的な
参加を促進する方策について検討すること等を目的とします。 ◆具体的な活動内容 参加のきっかけづくり、多様化する地域ニーズへの対応方策、関係団体などの協働
体制づくり、活用に関する啓発・研修事業などを行うものとします。 ◆具体的な事業例 ・地域住民の参加の促進 ・他分野との連携強化 ・文化財建造物の管理能力をもった人材の育成 ・文化財建造物の所有者との連携による管理方法の検討 ・管理支援組織の経済基盤の構築、強化 等 2.文化財建造物の活用促進事業 (1)事業の内容 文化財建造物の積極的な活用を支援するため、適切な公開のあり方についての企画
文化財建造物の価値や魅力を広く社会に示すために企画提案、文化財建造物を活動
の場として利用する上での課題抽出及びその対策等を検討することを目的としていま
す。 ここでいう文化財建造物の活用とは、内部をレストランや美術館等として使用するこ
とだけではなく、文化財建造物が持つ本来の価値や魅力を社会に示すことなどまで、
幅広く捉えています。 ◆具体的な活動内容 文化財建造物の持つ魅力を適切に示すための方策、文化財建造物を実際に使用する
上での課題及びその対策、使用のための整備計画の提案などについて具体的に提案
するものとします。 ◆具体的な事業例 ・文化財建造物を活動の場として活用 ・文化財建造物の魅力を活かす活動の組合せ ・文化財の新たな活用方法の検討や整備計画の策定 ・文化財建造物の価値に配慮した仮設設備のあり方 ・文化財建造物の効果的な情報発信 等 ◆事業の実施期間 2010年7月12日(月)~2011年3月15日(火)
対象者
下記の要件を全て満たすものとします。 1.次のいずれかに該当する組織・団体であること (1)特例民法法人並びに一般社団法人・財団法人及び公益社団法人・財団法人 (2)特定非営利活動法人 (3)法人格を有しないが、以下の要件を満たしている非営利の団体(任意団体) ・定款、寄付行為に類する規約等を有すること ・団体の意思を決定し、執行する組織が確立していること ・自ら経理し、監査する仕組みを有すること ・活動の拠点となる事務所を有すること 2.文化財所有者もしくは、文化財保護法に基づき指定された管理団体ではないこと 3.政治活動や宗教活動を主たる目的とした団体ではないこと 4.予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。 なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約の締結のために必要な同
意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。 5.予算決算及び会計令第71条の規定に該当しない者であること。 6.文部科学省から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
募集期間
2010年4月12日(月)から2010年4月23日(金)まで 18:00 必着
申込み・応募方法
送付または持参して下さい、送付の場合は応募配達を証明できる方法で送付してください。
問い合わせ先団体情報
問い合わせ先団体名
文化庁
担当者名
文化財部参事官(建造物担当)付 整備活用部門
郵便番号
100-8959
住所
東京都千代田区霞が関3丁目2番2号
電話番号
03--5253-4111 (内線2798)
FAX
03-6734-3823