助成金情報
独立行政法人 日本芸術文化振興会
この助成事業は募集期間を終了しています。
令和5年度 芸術文化振興基金 地域の文化振興等の活動
対象分野
まちづくりの推進を図る活動
対象エリア
日本国内
助成の目的
すべての国民が芸術文化に親しみ、自らの手で新しい文化を創造するための環境の醸成とその基盤の強化を図ることを目的に、政府からの出資金、民間からの出えん金を原資とした運用益により、芸術文化活動に対して支援を行うものです。
活動主体の経営基盤が必ずしも十分ではない活動や採算性の望めない活動に対する助成を通じて、多様な芸術文化の創造普及を推進するとともに、芸術文化活動の充実、活性化を図ることを目指しています。
「地域の文化振興等の活動」の支援区分においては、特に以下のような活動に対して助成を行います。
・地域における芸術の創造・普及およびこれらを通じた地域の振興に寄与する活動
・住民が主体的に鑑賞、参加できる芸術の創造・普及活動
・次世代への継承に大きく寄与する文化財の保存・活用に係る活動
助成金額
助成金の額は、活動の規模及び助成対象経費(選択制)の合計額に応じて定額になります。詳細は、各助成対象活動のページを参照してください。
助成金の額は、4つの区分があります。条件を満たしたうえでいずれかひとつの区分を選択し、応募してください。
※条件については募集要項をご覧ください。
対象事業
助成の対象となる者が、日本国内において自らが行う、次にかかげる活動。
(1)地域文化施設公演・展示活動(文化会館公演)
地域の文化の振興を目的として行う、文化会館等の地域の文化施設の公演
・地域の歴史や文化をテーマにした演劇公演
・公演前後に実際に楽器に触れるワークショップを行う子供向けの演奏会
・地域ではじめての公演となるダンスの買取公演
(2)地域文化施設公演・展示活動(美術館等展示)
地域の文化の振興を目的として行う、美術館等の地域の文化施設の展示
・地域ゆかりの画家の作品を展示する企画展
・現代作家のインスタレーション作品を展示する特別展
・他の美術館との共同企画による巡回展
(3)アマチュア等の文化団体活動
アマチュア、青少年等の文化団体が行う文化の振興又は普及を図るための公演、展示その他の活動
・地元で長く活動しているアマチュアの楽団による周年記念公園
・地域の子供たちによるミュージカル公演
・地域ならではの工夫を凝らした美術展
(4)歴史的集落・町並み、文化的景観保存活用活動
地域の文化の振興を目的として行う、伝統的建造物群、文化的景観等の文化財を保存し、又は活用する活動
・伝統的建造物群保存地区である城下町で、今後の町並み保存と活用についてのシンポジウムと写真展を開催
・文化的景観保護推進事業の調査実施地区となっている棚田をとりまく地域の文化を紹介する展示
・地域住民と地元市町村が一体となって保存・活用を行っている宿場町の歴史や文化をまとめた記念冊子を発行
(5)民俗文化財の保存活用活動
地域の文化の振興を目的として行う、民族芸能その他の文化財を保存し、又は活用する活動を支援します。
・県内の各地域に残る農村歌舞伎の合同公演
・地元神社に残った山車を修理・復元し、その山車を巡行
・地域の伝統的な行事を子供たちに知ってもらうため、学校教材として活用する記録映像を作成
(6)伝統工芸技術・文化財保存技術の保存伝承等活動
文化の振興又は普及を図ることを目的として行う、伝統工芸技術・文化財保存技術の復元・伝承その他の文化財を保存する活動
・伝統的な屋根瓦を製作する技術者養成のための研修
・製造が途絶えていた手すき和紙の技術復元プロジェクト
・地域の特色ある伝統的な焼物の展示と体験教室
・次世代に紬の織物の技術を残すため、製造過程の記録映像を作成し、地元の工芸館で上映
◆対象となる活動期間
令和4年4月1日(金)~令和5年3月31日(金)
対象者
(1)地域文化施設公演・展示活動(文化会館公演)
地域の文化の振興普及に係る活動を行うことを目的として設置された文化会館、文化ホール、劇場、音楽堂、その他の文化施設の設置者または運営者であって、次の①~③に該当する者。
(2)地域文化施設公演・展示活動(美術館等展示)
地域の文化の振興普及に係る活動を行うことを目的として設置された美術館、美術展示施設、博物館、その他の文化施設の設置者または運営者であって、次の①~③に該当する者。
(3)アマチュア等の文化団体活動
文化の振興普及に資する活動を行うことを主たる目的とするアマチュア・青少年等の文化団体で、次の①~③のいずれかに該当する者。
(4)歴史的集落・町並み、文化的景観保存活用活動
歴史的集落 ・町並み、文化的景観等の保存 ・活用に係る活動を行うことを主たる目的とする団体で、次の①~③のいずれかに該当する者。
(5)民俗文化財の保存活用活動
民俗文化財の保存 ・伝承に係る活動を行うことを主たる目的とする団体で、次の①~③のいずれかに該当する者。
(6)伝統工芸技術・文化財保存技術の保存伝承等活動
伝統工芸技術 ・文化財保存技術に係る保存伝承等の活動を行うことを主たる目的とする団体で、次の①~②のいずれかに該当し、下記の実績要件を満たす者。
① 地方公共団体
② 法人格を有する団体(ただし国の独立行政法人を除く。)
③ 法人格を有しないが、次の要件を全て満たしている団体
ア 定款に類する規約等を有すること
イ 団体の意思を決定し、執行する組織が確立されていること
ウ 自ら経理し、監査する等会計組織を有すること
エ 団体活動の本拠としての事務所を有すること
オ 令和4年11月1日現在、団体設立後1年以上の活動実績を有すること
(2)上記 (1)に該当する設置者または運営者を中核団体 (活動の企画 ・制作及び経費負担を中心となって担う者。)として複数の団体によって組織された実行委員会等で、次の要件を全て満たしている団体。
ア 要望しようとする活動を行うことを主たる目的として設立されたものであること
イ 応募時点で実行委員会等が設立されていること
ウ 実行委員会等が(1)③ア~エの要件を全て満たすこと
エ 規約等により実行委員会等の中核団体が当該文化施設の設置者もしくは運営者であることが確認できること
※実績要件が必要なものもありますので、応募要項を確認してください。
募集期間
2022年11月1日(火)から2022年11月15日(火)まで 17:00
申込み・応募方法
インターネットを介した電子申請。助成金交付要望書受付システムから、必要書類をアップロードしてください。
問い合わせ先団体情報
問い合わせ先団体名
(独行)日本芸術文化振興会
担当者名
基金部 地域文化助成課
郵便番号
102-0092
住所
東京都千代田区隼町千代田区隼町2-3 US半蔵門ビル8階
電話番号
文化会館公演 03-5213-4169
美術館等展示 03-5213-4174
アマチュア等の文化団体活動 03-5213-4164、4167
歴史的集落・町並み、文化的景観保存活用活動 03-5213-4172
民族文化財の保存活用活動 03-5213-4172
伝統工芸技術・文化財保存技術の保存伝承等活動 03-5213-4172
(平日10:00~~18:00 土日、祝日を除く)
FAX
03-3511-3454
メールアドレス
chiiki-nt@ntj.jac.go.jp
参考URL
https://www.ntj.jac.go.jp/kikin/grant/applicant/download05.html