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やまぐち県民活動支援センター

山口県山口市神田町1-80防長青年館2階

TEL 083-934-4666
yamas@kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp

お知らせ

できるかもニュースレター〈vol.2〉2025.1

~NPOのあたたかいつながりを活かすために~ 

もしもの災害時にも、安心して過ごせる支援の方法を一緒に考えよう

 

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◇できるかもニュースレター vol.2(2025.1)◆

 

 

・「できるかもアンケート」にご回答いただいたみなさんへ

~平常時につながりを深めよう~

 

・「事前復興」とは?

 

・防災活動をサポートする助成金情報のご案内

~スーパーネット助成金情報より~

 

・やまぐち県民活動支援センター主催

ぼうさい勉強会2025~コミュニティ・地域防災に関心のある方向け

 

 

 

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「できるかもアンケート」にご回答いただいたみなさんへ

 

 

2024年9月に行った「災害時できるかもアンケート」では、たくさんの団体さんに心強く温かい、ご回答をいただきました。

 

災害時にすぐ動くのはとても大事ですが、それだけでは足りないことがあります。

 

災害が起きた後も長い間、多くの人が支えを必要とするからです。

 

そのため、「今すぐ」ではなく、「団体で支援できることを持ち寄るネットワーク」がとても重要だと考えられます。

 

なぜこのネットワークが大切か

 

☆それぞれの得意なことを活かせる

例えば、ある団体は物資を集めるのが得意、別の団体は心理的なケアが得意、また別の団体は復興のためのアイデアを提供できるかもしれません。

みんなで力を合わせれば、できることが広がります。

 

☆一人ひとりの負担を減らせる

災害支援は一度に多くのことが必要です。1つの団体や個人だけではすべてに対応するのは難しいですが、役割を分け合えば無理なく支援ができます。

 

☆長期的な支援が可能になる

災害直後だけでなく、その後の生活再建や心のケア、地域の復興など、長い時間が必要な支援もあります。ネットワークがあれば、

それぞれの団体が順番に支援に参加し、継続的にサポートできます。

 

☆情報を共有して正確に動ける

どこに何が必要なのか、どんな支援が足りていないのかを共有することで、無駄なく必要なところに支援が届きます。

 

このネットワークは「大きなパズル」を完成させるようなものです。一人では難しいパズルも、みんなでピースを持ち寄れば、

きれいな絵を作ることができます。それぞれの得意分野や支援できることがパズルの一部だと考えれば、無理なく全体がまとまります。

 

災害時は、みんなでつながり助け合うことで、より多くの人が安心して未来を築けるようになります。このネットワークをつくることが、

誰もが少しずつ手を差し伸べられる、温かい支援の形なのです。

 

顔を合わせることで得られるつながりの強さはネットワークの基盤になります。これが次の災害時にお互いを支える力となるはずです。

 

センターでは、みなさまからのご意見やご要望を取り入れ、その機会を実現すべく交流会などを予定しています。

 

 

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くらし・すまい・まち~すみやかに回復できる力を持った地域社会をみんなでつくる

「よい復興のあり方 ~ 事前復興とは」?

 

 

もしあなたがいま大災害に遭ってしまったら

新たな生活はどこでどのようにスタートするかイメージできるでしょうか?

 

事前復興は、被災後の生活に備えるために

「災害がおこったとき早く復興できるようにするため」のとりくみです。

 

ぼうさいこくたい2024でのトークセッションの中で

「事前復興とは?」「事前復興に個人・家族単位でできる備えとは?」「“よい復興”につながる事前復興とは?」

をテーマに意見交換がありました。

 

その中で、熊本出身で朝の情報番組「DayDay.」MCの武田真一さんは「日常」と「非日常である災害時」の境目をなくす考え方について、

「走れるような革靴というものがあればオフィスのロッカーに帰宅困難になったときに備えてスニーカーを置かなくてよい。

普段営業で外回りするときも足が疲れなくてすむ。災害っていうものをとりわけ意識することなく社会が満たされていれば

もっともっとレジリエンス(回復力)が上がるのでは」

 

などのお話がありました。

 

なるほど、身近なものをフェーズフリーの視点で選んでいくことで「よい事前復興」につながっていき自助のチカラもUPしますね。

 

 

被災後の暮らしが具体的にイメージできる~そんな地域・社会をめざしたまちづくり

 

いま住んでいる場所をはなれることは、もちろん簡単なことではないでしょう。

 

被災後に同じ場所で再建できるのか、それとも住むことはできない土地(=災害危険区域)に指定されるのか、それによって備えも変わります。

 

ご参考情報として、事前復興にとりくんでいる地域の資料を添えてみます。

ご存じの方もおられると思いますが、よろしければご覧ください。

 

事前復興の事例 「和歌山県太地町のとりくみ」

復興リーフレット

 

 

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☆『防災活動をサポートする助成金情報』のご案内

 

災害支援や防災に関する助成金情報をご参考までにいくつか記載いたします。

 

 

・ろうきんNPO寄付システム 2024年度 寄付金配分団体募集

https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/jyosei/jyosei62066/

【申請〆切】 2025年1月31日(金)

【対象】山口県内に事務所を置くNPO法人(※2025年1月4日(土)までに設立認証を受けた法人)で、応募条件を満たすもの。

※今回の災害救援の分野は2団体を募集中。

 

 

・ゆめ風基金~障がい者市民防災活動助成

https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/jyosei/jyosei51967/

【随時募集】

【対象】NPO法人と任意団体

 

 

・赤い羽根「ボラサポ(事前登録審査)」2025年度 被災地支援NPO助成事業 事前登録制

https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/jyosei/jyosei62080/

 

【申請〆切】 2025年2月3日(月)

【対象】

①発災時に緊急支援期から現地入りできる団体

②被災地支援の実績およびボラサポの助成を受けた実績のある団体

③被災地において、A)家屋保全等の活動、B)避難所運営支援、C)災害ボランティアセンターの運営支援、のいずれかかの活動を行う団体

 

 

・令和7年度 「砂防ボランティア基金」  助成事業

https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/jyosei/jyosei62128/

 

【申請〆切】 2025年3月31日(月)

※ただし災害時緊急活動に対する助成事業に関しては随時受付

【対象】砂防ボランティア活動を実施する団体または個人

 

 

・2024年度 災害時等における救援活動支援助成

https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/jyosei/jyosei60876/

 

【申請〆切】 2025年3月31日(月)

※ただし災害時緊急活動に対する助成事業に関しては随時受付

【対象】

(1)日本学術会議協力学術研究団体または職能団体

(2)上記(1)の団体と連携した活動を行う団体

 

 

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やまぐち県民活動支援センター主催 ぼうさい勉強会2025

 

地域のために「動く・つながる・やってみる」

~災害時 避難する人の多様性を考えた活動事例をもとに~

 

https://www.kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp/boshu/boshu62158/

 

チラシ

https://x.gd/N25i0

 

⼀社)レベルフリー代表の坂本京⼦さんの⽇頃の防災に関する活動や事例をお聞きし、

地域の課題や多様な要配慮者への対応を考えるきっかけを提供します。

災害時に役⽴つ知識やスキルを学び、地域ごとの現状に即した防災・減災のあり⽅を⼀緒に考えましょう。

 

講師:坂本 京⼦さん

(⼀社)レベルフリー代表

気象防災アドバイザー・⽇本防災⼠会⼭⼝県⽀部⼥性部⻑

近年は多様な被災者への配慮を考えた「やさしい避難所づくり」の実践・啓発に努めている。

また、⼥性の防災リーダー育成にも尽⼒している。

 

【対象】

地域防災に関心のある方・自治会・地域づくり協議会・自主防災組織・地域活動や市民活動の支援に携わる方

 

【申込み】メールまたは申込みフォームより

https://forms.gle/3oB6e6Sfa9kqhkmL8 (申込フォーム)

 

yamas@kenmin.pref.yamaguchi.lg.jp (メールアドレス)

 

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「できるかもニュースレター」では、これからもみなさんに防災に関する情報をお届けします。

 

みなさんからのご意見・ご感想をお待ちしています!